Facebookページでのつぶやきの転載、〜その3〜です
レッスンを受け始めたばかりの方は特に、ついはまってしまう罠があります。(そして、私だって気をつけていないと、ついはまる)
それは、「正しいかどうか」「上手くできているか」が気になってしまう、というパターンです。
レッスンの動き、つまり私が言葉でガイドする動きを、
まずは、
・いま自分がやっている動きは「先生」が「指示」したとおりなのだろうか?
次に、
・「正しく」やれているのだろうか?
だって、
・「正しく」やってこそ「結果」が出るんでしょう?
・「間違った」ことをしていたら「効果」がないんじゃないだろうか?
不安ですよね。
「ためになること」や「正しいこと」を教えてもらって、賢くなったり上達していくのは安心できることです。もし学習過程において、なんらか問いかけられるという機会があったとしても、「正解を出さなきゃ」とついつい反応してしまいがちです。
今までは大抵そうやってたくさんのことを学んできたと思います。
でも、このレッスンで私にできることは、動きに関するハウツーの提供ではなくて、動きについて、または動きを通して、何か発見することができるかもしれない、というプロセスを提供することです。「正解」はいつも、存在しません。
なので、それがすごく心地いい、と感じる方もいれば、なんとも落ち着かない、という方もいます。
そして、はじめは正しいかどうかを気にされていた方が、だんだん「このレッスンはなんかそういうんじゃないんだ、って気がするけどよくわからないんです」なんて言ってくださると、私としてはホクホク嬉しくなります。